PLUS

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プラスの原点   Philosophy

プラスは、和を尊び、生き方をデザインする。という理念を掲げています。

「和」は、日本を表す語として知られていますが、ここでは「人の和」という意味を差しています。 それは、言い換えれば「つながり」や「調和」ということになるかと思いますが、私たちは「当たり障りなく仲良くすること」がそれにあたるとは思っていません。 各々が、自分というものを持ち、お互いの存在を認め、時には、議論を重ねる必要があればしっかり意見を出し合うことも必要になる、そんな関係性を表す概念であると考えています。 ですが、そんな「和」が、天の時や地の利も及ばないとされる力となるのではないでしょうか。 算数では、足し算の答えを和といいますが、それを捩って、和を求めるためのシンボルとして、私たちは法人の名前に「プラス(+)」を掲げることにしました。

そして、当法人の前身にあたる、私たちの最初の活動ともいえる「カロ」。 自分たちの生まれ育った場所で、何より「自分たちも楽しめる活動がしたい!」と始まったこの活動は、加茂地区の若者が集まり小学生の頃から馴染みのあった加茂の「加える」という字から、カロと名付けられました。 この活動は、小さなアクションからでも、それらを積み重ねることで地域との結びつきを生むこと、新たなネットワークを構築できること、そして「楽しむ」という前向きな動機が動力源(エネルギー)になるということを改めて認識させてくれました。

この、「和」という概念に対する想い、カロという原点を忘れないという想い、プラスアルファの価値を探しデザインしていきたいという想いから、当法人は「プラス」と名付けられました。

地方と都市  Local

私たちは、地域をキーワードとしています。

このキーワードに引っかかる事柄であれば、どんなことでも活動の対象にしていきたいと考えています。 それはきっと華やかなものばかりではないでしょう。むしろ、泥臭い、地道な行動の方が多くなるはずです。 だからこそ、あらゆるものをプラスに変換し、積み重ねながら進むしかないと思っています。

”昔の思い出”という共通の話題だけでも集まることができる、同じ地域で生れ育ったというだけで親近感がわく、 こういった感覚こそフルサトがもたらす価値のひとつだと思います。 この価値をプラスに持っていきたいという願いが、私たちが地域をキーワードにしている理由でもあります。

地方の風土と都市の機能を共存がテーマのひとつです。

関わり方のかたち Unison

私たちは、自由な活動を目指しています。

自由は、秩序があって初めて成り立ち、秩序のない自由はきっと自由ではなく無法である、と。 世の中、個性や能力、想いの大きさなど千差万別ですから、すべて足並みを揃えて、というわけにはいきません。 ならいっそ、向かう方向がだいたい同じなら、それぞれの方法で、時には協力しながら進みましょう、という感覚かもしれません。 自ら道を切り開こうとする人、他の人が開いてくれた道でならすごい力を発揮できる人、応援はしたいという人、どういった形であれ向いている方角が同じならそれで良いと思っているのです。 私たちも、様々な参加の形を模索していければと思っています。

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継承への理論   Sustainability

持続可能な社会の構築には、「人間」「空間」「時間」という3つの視点が必要であると考えています。特に、日本では、地域コミュニティを基盤とした社会が生活を支える上で重要な役割を果たしており、それらの持続的な発展こそが持続可能な社会の構築に寄与すると考えられます。

「人間」の視点とは、地域に住まう人々そのものを指す言葉であると同時に、人的資源としての人間や、人々のネットワークを基盤としたソーシャルキャピタル(社会関係資本)を表します。「空間」の視点は、地域やコミュニティはもちろん、学校や企業、そしてそれらをつなぐネットワーク、さらには、ふるさとといった概念を指す視点であるといえます。そして、「時間」という視点は、現在、過去、未来をつなぎ、歴史や文化を継承していくプロセスを内包する視点です。

2011年3月11日に発生した東日本大震災は、現代の社会システムの脆弱な部分を明らかにしました。同時に、地域コミュニティにおいて、100年前、1000年前から現在に至るまで受け継がれてきたものの価値や、その大切さについて、先に挙げた「人間」「空間」「時間」の視点から考えることの重要性を気付かせる契機にもなりました。

社会課題の解決には、まず、身近な地域社会をより豊かにすることが必要であると考えられます。それには、多くの人々が多様な価値観を持ちながら、何らかの形で地域に関わる社会システムが必要となります。一般社団法人という形態は、様々な価値を交換し共有するため装置として機能すると考えられます。 以上のことから、我々は、多様な価値観が共存する社会を実現するべく、日本に根付く「和」の精神を尊び、自ら生き方を選択し意思決定をすることで生き方をデザインすることができる地域社会の実現を目指します。