「いずみ絆プロジェクト支援事業に係る交流促進及び情報発信」事業を実施しました。

昨年に引き続き、「いずみ絆プロジェクト支援事業に係る交流促進及び情報発信」事業を実施しました。

実施事業の概要

事業の目的

本事業は、泉6大学に所属する学生交流および学生が活動するプロジェクトの情報発信の現状を踏まえ、いずみ絆プロジェクト支援事業に参加する団体の交流を図り、情報交換を行うことにより、各団体の地域づくり活動の充実を図ることを目的として実施されるものです。

各団体の活動状況について広く情報発信を行うことにより、学生の活動意欲をより高め るとともに、学生団体による地域づくり活動の認知度向上を図ることを目的として実施されます。

事業期間

令和2年(2020年)11月1日〜令和3年(2021年)3月31日

2020実績報告書(大学交流促進事業)

実施事業の実績

活動結果1

●開催日:2021年1月11日(月)
●会場:泉区役所本庁舎3階特別会議室
●メディア掲載日:2021年1月15日(日)
●参加者
仙台白百合女子大学 代表者2名(3年生2名)
東北生活文化大学 スポーツ栄養研究会 代表者2名(1年生1名、2年生1名)
宮城学院女子大学 正木ゼミ 代表者2名(3年生2名)
大塚(仙台市泉区役所 区民部 まちづくり推進課 ふるさと支援担当 主事)
【進行・ファシリテーター】 大向(一般社団法人プラス)

学生間交流事業に参加した3つの団体による活動結果についてお知らせします。

まず、参加した3団体がそれぞれの実施事業および大学生活について情報交換を行いました。

オンライン講義に対する意見や感想を共有するとともに、新型コロナウイルスの影響による大学生活の話題が共有されました。

仙台白百合女子大学では、自宅からのオンラインと大学構内で同時に行う講義が実施されたこと、東北生活文化大学の学生からは、新入生関連の行事やサークル等の勧誘が例年通り行われなかったことが話題に挙がりました。宮城学院女子大学の学生からは、年度をまたいでの緊急事態宣言の影響などにより、研究室内の引き継ぎがうまく行われなかった実情などが共有されました。

今回の情報交換をきっかけに、各団体の活動のフィールドが広がる可能性が示唆されました。

活動結果2

●予定開催日:2021年1月19日(火)
●メディア掲載日:ー
●参加者(未実施のため予定のみ記載)
仙台白百合女子大学
東北学院大学 菅原真枝ゼミ
聖和学園短期大学 BOA SORTE
大塚(仙台市泉区役所 区民部 まちづくり推進課 ふるさと支援担当 主事)
【進行・ファシリテーター】 大向(一般社団法人プラス)

2021年1月19日に予定されていた「仙台白百合女子大学」「東北学院大学 菅原真枝ゼミ」「聖和学園短期大学 BOA SORTE」の3団体による交流企画は、新型コロナウイルス感染者が出たことによる課外活動の禁止により、企画中止を決定しました。

活動結果3

●開催日:2021年1月22日(金)
●会場:泉区役所本庁舎3階特別会議室
●メディア掲載日:2021年2月4日(木)
●参加者
宮城大学 マイチゼミ 代表者2名(3年生1名、4年生1名)
東北生活文化大学 版画研究室 代表者2名(2年生2名)
大塚(仙台市泉区役所 区民部 まちづくり推進課 ふるさと支援担当 主事)
【進行・ファシリテーター】 大向(一般社団法人プラス)

第3回の学生交流企画には、宮城学院女子大学 生活科学研究所 ミツバチ科学研究部門も参加予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のための課外活動の制限により不参加となり、「宮城大学 マイチゼミ」と「東北生活文化大学 版画研究室」の2団体が参加しました。

「宮城大学 マイチゼミ」は、研究室の活動等の情報をFacebookページで発信しているが、発信も学生自身が行っているという話題が共有されました。

一方、「東北生活文化大学 版画研究室」は、活動の情報発信は大学ホームページで行っているが、学生自身が発信に携わっていないという話題が共有されました。

2団体とも、いずみ絆プロジェクトおよび普段の研究室での活動の成果の一部として制作物を持参し、活動内容の報告と情報の共有を行いました。また、2020年度は、いずみ絆プロジェクトで例年参加していたイベントが開催されず、活動内容がこれまでと大きく異なるという事情についても相互に意見の交換などを行いました。

今後の課題

  1. 大学間交流プロジェクトへの理解を得る
  • このプロジェクトにおいて、大学間の交流機会を創出するために小規模な交流プロジェクトを試験的に企画、実施した。
  • 2019年度に同様の事業を開始、実施したことで一定の理解を得られたと考えられる。
  • 企画の実施や新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からの事業内容の変更にも対応できたと考えられる。
  1. 大学間交流プロジェクトの展開
  • 座談形式による大学間の交流だけでなく、「イベントへの参加」や「コラボレーションの機会」という観点から、活動のフィールドを広げる動きが望まれる。
  1. 参加学生の拡大
  • 今年度はいずみ絆プロジェクトの助成団体に所属する学生が対象になったが、大学間交流の観点からはより広い学生を対象とした企画の実施が望まれる。
  • 2020年度交流企画の事前説明会には、大学地域連携センター職員が参加し、交流企画に対して前向きな理解を示した大学もあった。
  • 地域連携センター経由での参加の呼びかけも期待される。